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執筆者の写真mihoko nakamura

ヤマモモシロップを作る

久々のブログ更新です。もう、みんなivory booksのHPは死んだと思ってたかもしれない…生きてました。

先日、自分史上、かなり大きなお仕事を頂戴して無事(?)に終えられたのでこのタイミングでHPもちゃんと蘇生させねば!と今、蘇生処置を施しております。

久々の近況はヤマモモシロップ作りから。




この季節、ヤマモモが熟し始めるので白浜の山間部や海岸沿いの林には道路に赤いシミのような模様がところどころに現れます。

ヤマモモが落ち、木の下がレッドセンセーションになるこの時期がヤマモモ狩りのタイミングです。

車を脇に停めて、傘を2本取り出して一つは逆さに、もう一本はヤマモモの木をひたすらしばきまくって実を落とすために使います。受け皿にした傘に落ちるヤマモモをビニールに移してある程度取れたら撤収。

その日のうちに実を選定、水洗いして消毒した瓶に氷砂糖と交互に入れて暗所に置いて果実からエキスが出てくるの見守る。カビが出るとアウトなので結構毎日見守ります。

今年はヤマモモが沢山実っているので、あともう2瓶くらいシロップ作ろうかと思います。

出来たシロップはソーダと割ったり、焼酎にいれたりして楽しむ予定です。

うまく量産できたらお店のドリンクメニューにヤマモモスカッシュとして出すことも検討中。



初めての出会いは小学校の帰り道、近所のお家の庭先からこぼれ落ちたヤマモモを拾い食いしたことでした。当時、衛生観念があまりなかった私は名も知らぬ木の実やら花やらをとっては食べ、美味しいか美味しくないかを確かめてみるということを常にしており、そこらへんのヒヨドリを師匠のように仰いでは鳥の食べる実を一緒に摘んでおりました。


初めてのヤマモモは、それまで食べたどんな実よりも美味しく、衝撃だったのを覚えています。

あまりの嬉しさと、感動にちょっと傷んで食べられなさそうな実を一つポケットに忍ばせて、自宅へ帰り、夕食の支度をする母親に実を見せて名前を聞いたのでした。

母から教えられた名前は「ヤマモモ」。


それからはヤマモモのなるご近所の前を通るたび、食べられるヤマモモが転がってないかいつも探しておりましたが、そのお家以外にヤマモモを植えているところがなくてヤマモモは大変貴重な果物なんだろうと子供心に考えておりました。(できることなら「長靴いっぱい食べたいよ」とアスベルが言ったみたいに本気で長靴一足分くらい食べてみたかった。)

それから20年・・・

社会人となって和歌山に越してきた時、そこいらじゅうにヤマモモの木が自然に生えているのを知り大変嬉しい驚きでいっぱいでした。年中ヤマモモを感じていたい…でもヤマモモは梅雨の時期しか成らない…そうか、シロップにしたらええやんけ〜〜〜!ひやっほう!という思いつきで作り始めたヤマモモシロップ。ネットでみたら実は結構みんなもう作ってはったんですねw


そんなヤマモモには抗酸化作用と疲労回復に効果があるとか。

よし!がんばって今年はヤマモモシロップ作りまくろう!







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