2022-06-23

幸せのポンポン

お久しぶりの更新です。このところの湿気すごいですね。除湿機とエアコンの除湿が有難いですね。

そんなivory booksの片隅で小さなポンポンがひっそり売られております。お値段は1個10円。

そもそもなぜ本屋にポンポン?そんな疑問をもたれた方にことのあらましをご説明いたします。

あるところに小学2年生の娘がおりました。娘は平日放課後には学童保育に通っており、そこで学童の先生にポンポンの作り方を教わりました。

毛糸を巻き付けてハサミで切って同じく毛糸で縛り上げるといろんなポンポンが生まれることに喜んだ娘はポンポン作りに勤しみました。来る日も来る日も、学童で宿題を終えたらお迎えが来るまではポンポンを黙々と拵えては家に持って帰ってきました。そしていつしかポンポンが袋いっぱい、パンパンになった時です。

時は満ちた・・・そう感じたのでしょう、娘は母のもとへ大量のポンポンを持ってくると「これ、母さんのお店で売ってくれん?」と言ったのです。

どうやら今まで製作したポンポンは販売目的だったようです。しかし、そのポンポンを売って売上をどうするのか?(果たして売れるのか??)母に尋ねられると「うーん、決めてない。」と答えました。

確かに、売れるかどうかもわからないものの皮算用をするのはあまり生産的ではないですね。そこで母娘は考えたのです。ポンポンをどうやって売り、売上はどう使うのか?

時は2022年4月、世界ではロシアがウクライナに侵攻して多くのウクライナの人が辛い目にあっている状況が連日のようにTVで流れていました。悲しいニュースは子どもたちの耳にも入ってきます。そして娘の中で一瞬の眩い閃きが起こったのです。

「ウクライナの人にあげる!」

そうしてこの大量のポンポンの売上は困っているウクライナの人への募金に使うことが決まったのでした。暇があればゲームや動画鑑賞をしている娘の目にも、否が応でも飛び込んでくるウクライナの悲しいニュースに子ども心にもショックを受けていたようです。

こうして母の本屋で細々と売り始めたポンポンは最初、同じビルの友人や常連のお客さん達が次々と購入してくれていつしか地元の新聞にも紹介されて、ポンポンと引き換えに寄付金を渡してくださる方が増えてきました。

皆様、ご協力ありがとうございます。

そんなこんなでウクライナへの「幸せポンポン活動」は当初の予定よりも多い金額が集まって母も娘も動揺しつつも皆様の優しい気持ちを肌で感じながら6月末日に一旦、売上を寄付することにいたしました。募金先は在日ウクライナ大使館を予定しております。

のこり1週間ばかりですが、娘のポンポン作りはまだまだ続いております。

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